佐賀県鹿島市 肥前浜宿 その③ すりあげ戸

すりあげ戸

ぜんざいを食べた後、友人が店内に飾ってある御ひつを見つけ
若い店員さんに色々話しかけていました。店員さんは詳しく知らなかったのか
奥からご主人を呼んできました。光武酒造の何代目かでしょう
御ひつを手に持って説明していました。
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私は御ひつにはあまり興味は無く 土間に降りながら天井からクサリとフックで
吊ってある戸を見て え!!天井に戸? を見つけご主人に『これは何ですか?』と聞くと
それは《すりあげ戸です》 「え~~!これがすりあげ戸?」と驚いていたら使って見せてくれました。 
この時何故、すりあげ戸を知っていたかは後ほど・・・

「わ~~!ちょっと待って写真に撮りたいから もう一回下ろしてみせて~」
『良いですよ』 と気持ち良く再現 手を上に上げて重たい戸の裾を降ろそうとした時
「ちょっと ちょっとそのまま 待ってて~フラッシュ起こして無かった~」
( ;∀;) で、ご主人 そのまま待機(笑)
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良いですか~「撮れましたか~?下げますよ~」
『はい 撮れました~』 腰の当たりまで下した時
「社長~~こっち向いて~ニッコリ笑って~ブログに載せてもい~ですか~」
『えっ はい 良いですよ イイ男に撮って下さいね~』 
「はい 了解それなりにですよ~ そのまま そのまま じっとして~」  
重たそう~(爆)
友人が 《はよ~撮らんと重たかよ~》 佐賀弁です(笑)
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はい 完了 
上げた時に前面が全体的に大きく開口できるため、商家の表構えに使われたそうです。
商屋出入り口では身を屈めて出入りするんですと説明されました。
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右下に友人の手が・・・ご主人に何か言ってます。
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継場の観光案内所で(すりあげ戸)の名前 黄色矢印⇒ があったのを
その時は???って思っただけで良く分からなかったけど
へ~~~これの事なんだ~~と納得 初めて見た戸の仕掛けに感激^0^

下の写真がそうです《風輪》さんの前の継場で撮っていたすりあげ戸の名前
うむうむ 何でも撮っておく事だ と自分を褒めていました。
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丁度上り口には手作りのタペストリーや提げもんがスダレに飾ってありました。
南瓜や蒲萄、椎茸や栗の様です 秋のものですね~可愛い~
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杉玉 店内から逆光の杉玉が目を引きました
杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせるんだそうです。吊るしたばかりの杉玉は
杉の葉がまだ青々してますが、時間経過と共に枯れて茶色になります。
新酒が熟成してきましたよって事でしょうね。

この先は改装している酒蔵や古民家が数軒ありました。

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今回もご訪問下さり有難う御座いました。


by honokanikaorujp | 2015-10-04 00:48 | 佐賀県見どころ | Comments(22)
Commented by 鉄砲玉 at 2015-10-04 03:24 x
可動式のくぐり戸のことを「すり上げ戸」と言うのですね。
たまたま撮った一枚に名前が書いてあったのを見逃さなかったのですね。
そのお蔭で広く「すり上げ戸」のことが紹介され、私たちの知るところとなりました。
李音さんのお蔭で流石と思います。
これこそブログの効用ですね。

一つ教養が増えました。
後は忘れないようにすることが肝心ですが・・・(笑)
Commented by せいパパ at 2015-10-04 04:25 x
優しいご主人様で
ブログネタもバッチリゲット!
いい旅でしたね
思い出ができるほどのインパクトがあるなんて
そうそう無いですよね。
Commented by kuni at 2015-10-04 07:27 x
徳島県でもある地方の古民家では、
旧 豪商家では同じような戸が有り今も公開中です。
参考になりました。
Commented by ブイ7989 at 2015-10-04 09:51 x
すり上げ戸、昔の人の知恵は素晴らしいですね。
時代劇に使えそ〜??
杉玉がめやすですね。
本日もメルヘンな街並みを、、ありがとう〜????
Commented by youshow882hh at 2015-10-04 10:17
おはようございます。ゆーしょーです。
昔はどこの家庭にもお櫃がありましたが、今はお櫃を使っている家庭は少なくなりました。
わが家でも電気炊飯器から直接お茶碗へよそいます。(お茶碗へご飯を入れるのを和歌山ではよそうといいます)
「すり上げ戸」 は忍者屋敷で見たことがありますが、民家でも取り付けているところがあるのですね。
すり上げ戸は開口部が広くなりますから大きい荷物を搬入したりする時はいいですね。

Commented by piko4438 at 2015-10-04 10:30
あ~~私も時代劇の人となりつつありますね
此処はお店だから夜間は全体を下ろして小さいくぐり戸から出入りですね
民家もこう言う作りが戦災まではありました ガラスの無かった時代
戸は今の雨戸1枚分位を押し上げ竹か木の棒で突っ張ってましたよ
要するに横幅が1間縦が半間  メーターにすると180c の90c位でしょうか
今は殆んど敷居がありますが~~とても文章では説明不能
こんな戸が今も残されてる 懐かしいですね  要するに商家だから頑丈な素材で
戦災にも合わず残ってるのですね  懐かしいです
おひつ此れは竹見たいですね  私は木のおひつ持ってます嫁入り道具(大爆笑
Commented by kuni at 2015-10-04 19:59 x
撮影に協力してもらって、よかったですね。
時代を目の当たりにして、記録画像成功ですね。
Commented by honokanikaorujp at 2015-10-04 23:23
鉄砲玉さまヽ(^o^)丿
今晩は~今日は朝から留守にしていました。
なんだか褒められてヤシの木に登りそうです(笑)
現代的に考えたらこの「すり上げ戸」って背の低い人や女性は
上げ下げが大変ですよね 男性の役割だったのでしょうね 
毎日開店時と閉店時にこの一連の作業をする訳ですが 
電気が無かった昔の知恵でしょうね
今ならボタン一つでウィ~~~ンってな具合でしょうけど(笑)
たまたま撮った一枚 そうなんです 何気なく撮った一枚でしたが
確か撮ったよね~~とファイルの中を何度も探しました
お役に立てたって事で嬉しいです。
ホント こんなくぐり戸が有った事は覚えていると思いますが
名前を忘れそうです・・・(笑)
今日も嬉しいコメント有難う御座いました。
Commented by honokanikaorujp at 2015-10-04 23:32
せいパパさま(*'▽')
今晩は~留守にしていてお返事が今になりました。
Pだけ先にクリックさせて頂きました
はい 我が家のおとうちゃんは優しいのが取り柄です(≧◇≦)
ブログネタ沢山有るんですが更新が間に合いません
なので お蔵入りも多いです。 時々時季外れを見て頂く事になります(笑)
そうですね こういう旅は行った甲斐が有りますね 余韻が残っています。
今日も嬉しいコメント有難う御座いました。
Commented by honokanikaorujp at 2015-10-04 23:48
kuniさま(*^^)v
今晩は~留守にしていてお返事が今になりました。
Pだけ先にクリックさせて頂きました

徳島県は美馬市の脇町・南町は白壁造りのうだつの町並みがあるそうですね
いちど うだつの町並みを歩いてみたいですね~~
旧 豪商家が立ち並んでいるのでしょうね 見事な風景でしょうね~
すりあげ戸もあって公開中ですか きっと観光客も多い事でしょうね~^0^
今日も嬉しいコメント有難う御座いました。
Commented by honokanikaorujp at 2015-10-04 23:56
ブイママさま=^_^=
今晩は~ 朝からこて下さっていたのですね
留守にしてました 返信遅くなりごめんちゃい
すり上げ戸、本当に昔の人が考えて造られ素晴らしいですよね。
時代劇では戸では無いけど小屋にこんな感じの窓が有った様な気がします。
杉玉が粋な雰囲気を醸し出していますよね~
今日も嬉しいコメント有難う御座いました。
Commented by honokanikaorujp at 2015-10-05 00:11
ゆーしょーさま(≧◇≦)
今晩は~留守にしていてお返事が今になりました。
Pだけ先にクリックさせて頂きました
そうですね~今はお櫃より冷蔵庫保存ですね。(笑)
佐賀県でもよそうといいますね~ 冷蔵庫が無い頃は残り飯はザルに上げて
蒸れない様に保存していましたね
忍者屋敷で「すり上げ戸)見たことが有るんですか、どこでしょう~ね~
今日も嬉しいコメント有難う御座いました。
Commented by honokanikaorujp at 2015-10-05 00:26
pikoさまヽ(^o^)丿
今晩は~詳しくご存じですね~
そうか~小さな潜り部分で出入りするんですよね~
民家にも「すり上げ戸」を使っている家庭があったのですね
180センチ~90センチ位と言えば今の吐き出し窓くらいでしょうか
そうでしょう そうでしょう文章に書いて説明するのは難しいでしょうね
私はすりあげ戸なるもの初めてみました。頑丈な素材だったのですね
御ひつの接写はしなかったので詳細が分からないでしょう
竹で作ったお弁当箱ご存じでしょうか あれに重厚な漆で仕上げて有りました。
今日も嬉しいコメント有難う御座いました。
Commented by honokanikaorujp at 2015-10-05 00:33
kuniさま^0^
再度ご訪問有難う御座います。
撮影に協力して下さった光武さんには写真を同封した手紙で
このブログをお知らせしました。
お顔を隠さなくて良いですかと言ったら気持ちよく
人前に出して良い顔だと判断されたなら良いですよって
楽しい方でした(笑) 良い記事を更新できました。
きっと覗いて下さる事でしょう。
今日再度の、コメント有難う御座いました。
Commented by 夢屋 at 2015-10-05 01:48 x
李音さま♪
東北では「車戸」はあっても
「すり上げ戸」はないかも…だって、口開けただけで
雪入っちゃいますから~^^;
Commented by yassy127 at 2015-10-05 07:09
「すり上げ戸」・・・教えていただいて初めてしりました。
わたしは自分が骨董品だと思っていましたがまだ知らない昔のことがたくさんあるのですね。
honokanikaorujpのように詳しく説明してくださるととっても勉強になります。
新しいことが分かるのはうれしいものですね。
Commented by momo34E at 2015-10-05 12:22
夢屋さま( ^^)
こんにちは~ そうですね~東北や雪深い地方では
すりあげ戸は開けたら 雪崩が起きますね(笑)
「車戸」って言葉も専門的っぽいですね
私ならガラガラ~って開ける引き戸って言います学が無いですよね~(笑)
しかし東北地方は雪対策はどうされてるのでしょうね
すりあげ戸にしろ車戸にしろ 開けたら雪崩で大変ですよね
だから 東北の玄関は二重になってますよね
今日も嬉しいコメント有難う御座いました。
Commented by honokanikaorujp at 2015-10-05 12:30
yassyさま(^O^)/
こんにちは~
私も「すり上げ戸」今回の旅で初めて知りました。
>自分が骨董品ですか^0^ 面白い表現ですね~
私は昔も今もあまり物知りでは無いので何を見ても興味津々です
だから旅って楽しいんですよね~
知らない事は調べてお知らせしています。
こうやって調べても直ぐに忘れてしまいますが
まあ 10個の内2個は記憶に残れば良いっか~て感じですね~
今日も嬉しいコメント有難う御座いました。
Commented by 里山コウ at 2015-10-05 19:33 x
こんばんは。
すりあげ戸という言葉も初めて、もちろん写真も初めて
見せていただきました。
これだと出入り口が広くなるんですですね。
昔の人が色々考えた知恵の一つなんですね。
杉玉にもそれなりの意味が有って、お客様にお知らせ
しているんですね、中々関東では見られない面白い物が
色々、ありがとうございました。
Commented by honokanikaorujp at 2015-10-05 19:46
里山コウさま(#^^#)
今晩は~私も《すりあげ戸》言葉も現物も初めてでした^0^
知らない物初めての物って結構感激します^0^
開けた途端に間口が広く明るくなりました。
杉玉も今回記事にする事で調べて知ったのですよ
これだとわざわざ新酒ですよ~って瓦版(昔の広告)広告出したり
連絡したりせずに知らせられる。何でも初めに思いついた人が居るって事ですから
それが伝統的に続いているのですね~
人間って凄い 頭が良いですよね(+o+)
今日もコメント有難う御座いました。
Commented by アイアイ at 2015-10-05 22:09 x
こんばんは。
とっても楽しく見せて頂きましたよ。
今でもまだあるんですね。
すり上げ戸、今でも使っているところが
あるなんて素晴らしいですね。
杉玉のある風景も日本の情緒を感じます。
青々とした杉玉も素敵でしょうね。
どの写真からも、時代劇を感じます。
Commented by honokanikaorujp at 2015-10-05 22:25
アイアイさま(*^-^*)
今晩は~
楽しく見て頂き嬉しいです。
そうですね~やはりレトロな町並みって
タイムスリップしたみたいな情景ですよね
杉玉って大きな佐賀県の酒造所には結構見られます
でも 杉玉の役割を知りませんでしたし
すりあげ戸の事もあり 今回はとても有意義な旅でした。
今日も嬉しいコメント有難う御座いました。
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